剣道の足さばき(すり足、送り足、継足、等)については、練習といってもなかなか初心者や子供にとっては難しく、また指導するのも簡単ではありませんね。

 

簡単のようでいて奥が深く習得が難しい「足さばき」のような基本動作については、やはり長年の指導の中で観察し続けて、実績として強い剣士を輩出している先生の指導法を視てみるのが理解への早道かもしれません。

 

このページでは柏武道館館長、剣道教士八段の菅野豪先生が監修されているDVD視聴を推奨します。

 

(DVD紹介ページより抜粋)

柏武道館館長、剣道教士八段菅野豪先生監修のDVD紹介ページの「送り足」に関する部分の切り抜き

柏武道館館長、剣道教士八段菅野豪先生監修のDVD紹介ページの「継足」に関する部分の切り抜き

 

>>【教士八段 菅野豪監修】少年剣道・上達プログラム

~少年剣士の親御さん、又は指導者へ~(DVD2枚組)

 

 

目次

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【剣道・足さばきの練習】考え方

このページでは剣道の足さばきやすり足の練習について書いてみました。

 

足さばきやすり足は剣道の基礎的・本質的な動作ではあるのですが、一見すると簡単といえば簡単なので、指導する・指導を受けるの現場では言語化して伝えることが難しい動作といえるかもしれません。

 

初心者や子供の剣道の習い始めにおいては、まずは指導者や上段者らの足さばきを徹底して観察し、マネをしてみる、実際に動いてみることも良いかもしれません。

 

人間には生まれつきミラーニューロンという仕組みが備わっているようなので、視覚を素直に自分の動作に結びつける・・・型のある武道・スポーツにおいてはけっこう重要なポイントかもしれませんね。

 

その意味で、現代は動画やビデオ(無料もある)によって、剣道や身体操作について多くの情報が得られる時代になっていますので、自宅で動画を見ながら練習するという手もありますね。

 

動画を見たり実際の道場稽古で先輩諸氏の動作などを見ながら、伝統的な定番の指導法に従って、繰り返しで足さばき練習の「量」をこなすとよいでしょう。

 

ただし。

 

剣道の本質的な意味での上達や上段者を目指すためには、やはり、足さばきも含めてひとつひとつの動作や練習の意義を確認し、自分自身のハラに落とし込んでいく過程が不可欠と考えます。

 

少し立体的・多面的に剣道というものを捉え直す、ということですね。

 

そのためには今まで当たり前と言われている「常識」などを疑ってみることも面白い効果があるかもしれませんね。

 

以下、そういった本質論にも迫ってみたいと思います。

 

 

【剣道・足さばきの練習】動画で学ぶのが上達の早道

 

剣道の足さばきの練習の方法や考え方について、おすすめの動画をいくつかピックアップしてみました。

 

練習方法が紹介されているものもあれば、練習する際の注意点が紹介されているものもあります。

 

なにかアンテナに触れるものがあれば繰り返し視聴し、身につけてしまいましょう。

 

 

Kendo Basics【FOOTWORK】Kouda Kunihide 8th Dan // 基本動作【足さばき】香田郡秀八段 ・ 剣道授業

 

Kendo Jidai International様の香田郡秀八段の指導の足さばきの動画を引用させていただきました。

 

冒頭に解説がありますが、引く足も足全体で床を押すように、また前足を突いて後ろに下がる際にも床を足の裏全体で押すように、との解説があります。

 

ともすれば足さばきは拇指球中心の動きになりやすく、また簡単につま先を挙げてしまって、悪い意味での軽い動きになりがちなので、こういった足全体を使う本質的な動作を身につけたいものですね。

 

香田郡秀先生は、剣道についての基礎から実戦までをカバーしたDVDをいくつか作っておられます。じっくりと稽古法を網羅的に学びたい人は視聴をおすすめします。

 

【香田式】剣道の実力をつける稽古法~正しい剣道を身につけて試合にも強くなる秘訣~

剣道上達革命【世界選手権覇者 教士八段 香田郡秀 監修】DVD2枚組

剣道昇段審査・対策プログラム~昇段審査に合格するコツの全て~【世界選手権覇者 教士八段 香田郡秀 監修】DVD5枚組

 

子供や初心者さん、あるいは子供や初心者さんへの指導者さんには、上から2つ「【香田式】剣道の実力をつける稽古法~正しい剣道を身につけて試合にも強くなる秘訣~」と「剣道上達革命 | 少年剣道から、大人で剣道を始めた人でも上達できる方法」の視聴がおすすめです。

 

 

楓凛舘鹿角道場 稽古【part2】

 

秋田県鹿角市の楓凛舘鹿角道場様の子どもたちの足さばきの稽古風景の動画を紹介します。

 

館長さんが大会の現場で他道場の子供達の動きなどからも刺激を受けながら指導法を創意工夫されています。

 

足さばきや組み合いのバリエーションが多彩に登場する動画です。

指導者する立場からもとても参考になると思います。

 

子どもたちのつま先が上がっておらず、また上半身が安定しかつリラックスしている様子がお見事。

 

大きな子小さな子が混ざっていますが、それぞれ歩幅が安定している感じがあり、個々にとっての適切な動作が身についているようにも感じられます。

 

ちなみに、子どもたち同士のアドバイスタイムの風景がありました!

これは素晴らしい!

 

 

高千穂高校に学ぶ「面を着けない足の強化方法」【剣道日本2020.9月号】 【百秀武道具店 Hyakusyu Kendo】

 

百秀武道具店のウガ店長さんのチャンネルで、雑誌「剣道日本」で紹介されていた高千穂高校の稽古風景が紹介されていました。

 

全国大会を狙う高校生競技者たちの練習風景は、それ自体がとても見る価値があると思いますが、ポイントポイントで足さばきの練習のヒントになるような解説が含まれています。

 

よい足さばきのポイントとして「膝から先に前に出るように指導」との先生の解説があります。

 

これはとても重要な指摘ですね。

 

膝が後ろからついていくような動作ではつま先は前進にブレーキをかける残念な役割を演じるのみになり踏み込みの甘さに繋がる、というか阻害すらしてしまいますね。

 

普段からの稽古で膝の位置や動きを意識した足さばきができていると上達というか強い剣道が身についていくのでは、と考えます。

 

 

【剣道】勝つための足

 

養浩館道場様の「勝つための足」ということで、立ち方も含めた足さばきについて解説されています。

 

一歩一歩の動きを切らない、間をはさまない。

 

つまり、常にどちらの足も使えるように立つ、あるいはステップする、という指導の動画です。

 

常に床面(足裏)は動作の出発点であり、左右どちらの足もその起点として使えるように足さばきすべし、という基本中の基本をわかりやすく解説してくださっています。

 

以下の「【剣道】動きが速い人・遅い人の違い」の動画もわかりやすいです。

 

動きの遅い人は二拍子、早くするには一拍子で動くべし、というお話です。

 

ただし、一拍子で動くためには、重心のコントロールが必要であるとともに、上半身のいい意味での脱力が必要であり(上半身に力が入っているとまずできません)、また身体全体の動きのコーディネートが必要なのでインナーマッスルを使うことになるので、それを鍛える、というか意識して使えるようになるべきでしょうね。

 

 

常歩剣道~非常識な剣道上達法・外力を利用した合理的な動き~

DVD「常歩剣道~非常識な剣道上達法・外力を利用した合理的な動き~」の一場面のサムネイル

https://kendo-dvd.com/namiashi/

 

九州共立大学スポーツ学部准教授の木寺英史先生による“常歩剣道”という独自の剣道理論をまとめたDVD(有料)です。

 

長年の身体操作・骨格操作の研究に基づいた一見常識破りにも感じる技術理論が展開されています。

 

しかしながら身体操作・骨格操作という観点からすれば、本質的で理にかなった理論が展開されているDVDであると考えます。

 

いま一般的にある古くより引き継がれてきた技術論・指導論も、紐解いていけば結局は合理的な身体操作・骨格操作につながっているといっても過言ではないでしょう。

 

また常にそういった本質的な視点で剣道におけるひとつひとつの動作・稽古を見直すべきであると考えます。

 

どうしても長年受け継がれてきた「見た目を倣うだけの稽古や動作」が続いていて、言葉は悪いですが惰性の稽古、惰性の指導が続いてしまってはいないでしょうか。

 

もし長年の自分の剣道に行き詰まりを感じているとか、お弟子さんへの指導に悩んでいる場合は、足さばきに限らずこのDVDを視聴されることをおすすめします。

 

木寺英史先生の「常歩剣道」についての解説はこちら。

>>常歩剣道~非常識な剣道上達法・外力を利用した合理的な動き~

(商品販売ページにリンクしています)

 

 

【剣道・足さばきの練習】本質確認とおすすめの練習方法

 

剣道の足さばきの練習方法ですが、結論の一つとしては、伝統的な稽古方法を継続してやることがまず第一かと思います。

 

長い年月をかけた稽古方法、指導方法の蓄積が、真実を物語るものと考えるべきでしょう。

 

ただし、端的に表現しますが、時代は変わりました。

 

むかしは武士という立場として、また戦前は日本人の青少年の精神修養のひとつの手段として、武道(剣道)の稽古は逃げることは許されず、徹底的にできるまで取り組まなければならない存在でした。

 

できるまで数をこなさなければならず、その結果、多くの人が量によって質を得るという境地に達することができたわけですね。

 

ただし、今は、逃げ先が無くなるほど自分を追い込む、みたいな意気込みで剣道に取り組む人は一部の競技者に限られるようになりました。

 

初心者や中級者にとっては足さばきのような一見シンプルな動作の繰り返し練習はどうしても軽視されがちとなり、自発的な量のこなしは難しいと行ってよいと思います。

 

子供にも、サボらずに取り組め、と指導してもなかなか難しいのではないでしょうか。

(親が強制的に子にやらせるようなケースはまだあると思いますが・・・)

 

その一方で、情報過多の時代は、とにかく結論と結果を急ぎたがります。

前のめりに、前のめりに。

 

その“前のめり”な意識は、まさに剣道のつま先立ちと拇指球を中心とした、つまり打ち込む瞬間にのみ多めに意識をフォーカスした稽古や身体の姿勢に結びつきがちではないでしょうか?

 

サッカーで例えてしまいますが、シュート練習ばかりするような感じになってはいないでしょうか。

 

サッカーの試合は、大人なら前後半あわせて90分ですが、その99%の時間はシュートをする前の準備の時間です。

 

シュートをせめてゴールの枠内に撃てるぐらいの位置までボールを運ばなければならない。

 

もっというと、各選手が使える90分間のうち、ざっくり95%ぐらいはまったくボールに触っていないフリーランニングの時間です。

 

剣道の足さばきやすり足においても、たとえそれが一瞬一瞬ではあっても、準備から打ち込み、といった流れを分解して、それと連動する足さばきもセットで丁寧に習得する必要があるのではないでしょうか?

 

一瞬の動作の中に“流れ”が感じられる、あるいは、間合いを詰める過程でも常にその“一瞬”に備える体勢が作れている・・・こういった内面的な意識をもって足さばきやすり足の稽古すべきではないでしょうか。

 

※上で紹介している木寺英史先生の「常歩剣道」などでは、合理的な身体操作を理論展開しつつ、こういった流れも大切にすることも提唱されています。

 

 

さらに、江戸時代や戦前のように稽古や技術習得を強制されることがなくなったこの時代において、足さばきのようなシンプルすぎて言ってみればつまらない稽古について、いかにモチベーションを持って基礎練習に取り組むか?あるいは取り組ませるか?

 

特に子供相手の指導では、こういった視点は欠かせないのではないでしょうか。

 

おふざけになってはいけませんが、子供は楽しく興味を持ってのめり込めばぐんぐんと成長します。勝手に成長します。

 

ということで、練習方法そのものではありませんが、伝統的な稽古を続ける一方で、いくつか現状打破のための視点を列挙しておきます。

 

  • 一歩一歩を大切にする(味わう)
  • 天からいただいたものを理解する(重力+骨格)
  • 発想の転換、変化してみることで本質に迫る
  • 踵(かかと)は必要ないのか?使わないのか?
  • 他の武道や舞踊にヒントあり?

 

それぞれについてのコメントです。

 

一歩一歩を大切にする(味わう)

 

 

 

天からいただいたものを理解する(重力+骨格)

 

 

 

発想の転換、変化してみることで本質に迫る

 

 

 

踵(かかと)は必要ないのか?使わないのか?

 

 

 

他の武道や舞踊にヒントあり?

 

 

 

 

 

【剣道・足さばきの練習】初心者や子供への指導方法

 

 

 

【剣道・足さばきの練習】形式や常識を疑って本質をさぐってみよう

 

 

 

【剣道・足さばきの練習】「常歩剣道」という選択肢

 

このページでは剣道の足さばきの練習を行うにあたって、まずは九州共立大学スポーツ学部准教授の木寺英史先生が提唱されておられる「常歩(なみあし)剣道」を理解することをおすすめしています。

 

木寺英史先生監修DVD「常歩剣道~非常識な剣道上達法・外力を利用した合理的な動き~」の販売ページヘッダー画像

 

常歩剣道の「内力に頼らず 外力をうまく使う」という考えを理解することで、より本質的な足さばきを身につけることができるものと考えています。

 

木寺英史先生の「常歩剣道」についての解説はこちら。

>>常歩剣道~非常識な剣道上達法・外力を利用した合理的な動き~

 

 

稽古、鍛錬、といった言葉には、自己の筋力や技能のみで戦う前提で語られがちです。

 

しかしながら、木寺先生の常歩剣道という理論では、まず人より先に重力や人間の骨格の特性があり、それを利用することによって、持てる人力や鍛えた技能を最大に発揮できるだろう、という考え方です。

 

一般に剣道の足さばきでいうと、結果的に拇指球中心の動きに終始することになります。

 

が、木寺先生は足全体を使うことを前提として、つま先だけでなくり踵(かかと)と膝、あるいは股関節の外旋などを上手に使うことを提唱しています。

(もちろん上半身も含めた身体全体の連動も必須)

 

非常識な!と感じる部分もあるかもしれませんがよかったら木寺先生のDVDもチェックしてみてください。

 

 

まとめ【剣道・足さばきの練習】

 

 

 

 

 

 

【剣道・足さばきの練習】考え方

 

以下書いてあることはこのページ独自の、ちょっと非常識な考え方も含まれると思いますが、剣道の足さばきについて考えてみました。

 

あちこちの道場で「足さばきのための、足さばき練習」が行われていないか?と、そんな疑問もあります。

 

ということで、以下、受け売りなところもありますが、九州共立大学スポーツ学部准教授の木寺英史先生が提唱されておられる「常歩(なみあし)剣道」をベースに自分なりに考察しています。

 

足さばき(すり足)の一般的な指導法の5つ問題点

 

剣道の足さばき(すり足)の一般的な指導風景を見ていると、かなり形式的なものになってしまっている風景が見られるように思います。

 

足さばきのための、足さばき練習とでもいいましょうか。

 

足さばき練習の目的を明確にとらえる必要があると思います。

 

練習でやる動作は、見た目は同じであっても、「意識」の部分もかなり大きいように思います。

 

足さばき練習が、フィニッシュの打ち込み時のイメージが強すぎて、その瞬間だけのものになってしまっていて剣道の本質の部分が抜け落ちてはいないか?という気もします。

 

 

1.その足さばき(すり足移動)で柔軟な受け攻めはできるのか?パワーは発揮できるのか?軽快な動きはできるのか?というシンプルな問い

 

 

 

2.打ち込みのフィニッシュにウエイトをおく練習がメイン

 

 

 

3.爪先立ちの脆弱さを考慮しているか?

 

 

 

 

4.剣道の試合は、“その瞬間”のための待ち期間・準備期間がほとんど

 

 

 

 

5.瞬間的な動きは足の力のみでは生み出せない(他力の有効活用)

 

疲労も考えるべきで

 

 

自重と床からの反発とが対話する足さばき(すり足)を身につける

 

大きな動作(前後の体重移動を伴う打ち込み)のイメージに固執しない身のこなしとそれを支える足さばきを身につける

 

 

瞬時の動きをいつでも引き出せる体勢と感覚を身につける

 

 

身体全体、および骨格操作と連動する足さばき(すり足)を身につける

足さばきやよいすり足の動作を行うには、上半身や身体全体の連動が不可欠であり、よけいな力が入っていないことが条件となります。

 

逆に、よい足さばきができていることイコール上半身に力が入ってないことの証明となります。

 

丁寧にご自分の身体の動きを内観していただきたいのですが、上半身に力が入っていると、股関節などの特に大きい関節の動きが抑制されてしまうことに気づかれると思います。

 

足を突っ張りすぎてもNG、曲げすぎてもNG、適度に関節が緩んでいる状況が良いわけです。(足を突っ張った状態、足の関節を深く曲げた状態、リラックスして膝などの関節に遊びがある状態、の3つの体勢で竹刀を振ってみてください)

 

上記しましたようなどっしり自重を預けた足は太ももが柔軟に外旋内旋できないと、単にどっしり乗っているだけで動作には繋がりません。

 

そして膝の動きも狭くなり、踵から小指、小指から拇指球・親指へ、という抜けで力は入らなくなります。

 

(ちなみに、上半身に力が入っていれば、感覚的には足に裏にどっしりと自重はかかってはいない感じとなって不安定に感じると思います。)

 

つまり、足さばきは身体全体や骨格操作と密接に連動し、逆もまた真、という考えを理解した上で足さばきを練習すべきであろうと考えるわけです。

 

 

 

【剣道・足さばきの練習】上達方法は?

 

まずは普段の歩き方で確認していきましょう。

 

一歩一歩の体重移動を味わう感覚を大切にしましょう。

 

踵から着地し

 

 

 

 

 

【剣道・足さばきの練習】子供にどうやって教えるか?

 

 

【剣道・足さばきの練習】おすすめ動画

 

 

 

 

まとめ【剣道・足さばきの練習】

 

 

剣道でよい「足さばき」や「すり足」ができるようになるためには、例を出して言えば、たとえば上半身や肩に力が入っていては不可能です。

 

音楽のメトロノームの先っちょにおもりを付けたように大きくぶれると、

 

身体の足から上の部位の重さを、足(フット)あるいは足の裏に預け、逆に、足(フット)あるいは足の裏は、足から上に力を返していく・・・

 

おだやかにしなやかに。

対話のようなやり取りが必要不可欠です。

 

 

 

剣道の競技者として稽古や心身の鍛錬を行っている人にこういうことを申し上げるとけっこうな語弊があるとは思いますが、どんなスポーツでも武道でもそうですが、まず念頭に置かなければならないのは、ひとつには、自分は非力であり、いま持てる技能にも限界がある、というシンプルな自省思考。

 

自分自身の現状を知る必要がある、ということですね。

(注:足りない物探し、ということではなく、棚卸し的な現状認識)

 

あるいは、上には上がいる、この「上」に伍していくにはいま自分は何をやらなければならないのか、という視点。

 

 

 

 

 

 

常歩(なみあし)剣道という聞き慣れない言葉ですが、要するに自分の力だけで動作や運動を行うのではなく、物理法則に則って万有引力(重力)や摩擦

 

まずは剣道の上達のためのおすすめ動画は木寺英史先生の「常歩剣道~非常識な剣道上達法・外力を利用した合理的な動き~」を視聴されることをおすすめしています。常歩(なみあし)剣道という聞き慣れない言葉ですが、「足さばき」や「すり足」の動作を身につける、というそもそもの本質的な部分に迫りつつ、動作も良いものを身につけることができるようになるという、この動画にはそんな考え方が反映されています。